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7日目(10/7)
両替の為少し早めに部屋を出て、Goodiesへ両替に向かった。
今日は土曜日。なんだか町が活気付いている気がする。
お土産屋は道にワゴンを出している。
目に付いたティータオルを購入。旦那はバヌアツの地図を買った。
SPTで迎えを待つ。
小さなバンにのりVillageは向かった。
途中サッカー場でサッカーをしているのが見えた。
目的のVillageに到着。他には誰もいない。
案内の人が「明日大勢日本人が来る」と言った。私達はまだ自分達以外の日本人観光客を見てなかったのでちょっと驚いた。
後でSPTのタカノさんに聞いたところ、日本からバラエティ番組の撮影隊がきていたとのこと。
10/20放送予定と聞いた。
先週は「世界ウルルン滞在記」の撮影も行われていてこちらは10/29の放送。楽しみだ。
タカノさんはずっと撮影に付き添っていたので、かなり疲れていた。

しばらくするとバンが何台もやってきた。大勢の観光客がやってきて一気に賑やかになった。
入り口から細い道を通り村の中に入っていく。
途中「ハーッ」と槍を持った村人が脅してくる。どうも不審者を警戒しているようだ。
広いところに出たら、周りを村人に囲まれた。酋長らしき人が出てきて現地の言葉で何か話している。
その後英語で説明があった。がよくわからない。
その後生活や歴史について説明があったが全て英語。10分の1程しかわからなかった。
最後にカスタムダンスと演奏がありツアーは終了。帰る前に最初に案内してくれた男性と写真を撮ってもらった。
目がとても優しい。
その後来た時と同じバスで町に戻った。

買い物がしたかったのでフェリー乗り場ではなく、CenterPointで降ろしてもらった。

町はやっぱり賑やかだ。
新聞を売っている少年がいた。後で知ったが新聞は週に2回の発行のようだ。
観光客も大勢いる。昨日までとは全然違う。なんだか楽しい。
ぶらぶらしながらホテルに戻りサンドイッチを作って食べた。

今日は三度「ハーバーサイドカフェ」に行こうと決めていた。
明日は日曜日でお店が休みのため今日が最後になるからだ。

夕方3時ごろ散歩に出掛けた。ハーバーサイドカフェ脇の階段を上がり独立記念公園を通る。
広い公園で、VillageTourの帰りに通ったときはクリケットをしていた。
今は子供達がかけっこの競争をしている。
スタートとのタイミング合わず5回くらいやり直している。
やっとスタートしたが、トップ争いから脱落した子はすぐに走るのを止めてしまった。
子供ってそんなもんだったかな?
途中見晴らしのいい高台に一人で座っている女性がいた。20代位の女性で何か物憂げ。
しばらくして車がやってきた。どうやらデートの待ち合わせだったようだ。

その後日本食レストランを見に道を戻った。
唯一の日本食レストラン「えびす食堂」は立派な建物だった。
カルチャーセンターに差し掛かったところで雨が降ってきた。雨宿りの為敷地内に入っていった。
建物の入り口では3〜4人の女性がおしゃべりしていた。
少ししたら子供を連れた男性がやってきた。彼女達と話した後私達のところへやってきて話し掛けてきた。
丁寧に話してくれ、感じのいい男性だった。
アドレスを交換した後で、今度スポーツの祭典のようなものがバヌアツであると話し出した。
今友達の家を廻り寄付を集めていると言っている。どうやら少し寄付をして欲しいらしい。
とぼけた顔をして意味がわからない振りをしながら、紙で鶴を折って渡して別れた。
彼は来年日本とバヌアツの直行便が出来るといっていたが、SPTのタカノさんはそんなことは無いでしょう、と言っていた。
なんだか後味の悪い出会いだった。

帰り道ハーバーサイドカフェの前を通ったらレジのお兄さんと目があった。
ついでにディナーの予約をした。

ハーバーサイドカフェは混んでいた。予約をして置いてよかった。
旦那は食べ納めのクリームブリュレに満足していた。
また来ると約束し店を後にした。なんだか寂しい。

8日目(10/8)
今日は朝から雨が降っている。
ハイダウェイアイランドに行く予定だったのでがっかりした。
朝食を食べ雨が止むのを待ったがその気配は無い。
旦那も私もサンドイッチを食べたくなかったので、チャイニーズのお店を探しに町に出た。
日曜日は朝市も無く閑散としている。昨日の活気が嘘のようだ。
中国人街にあるお店で、チキンカレーと餡かけ肉ライスを買った。
部屋に戻って食べたがこれがめちゃくちゃ美味しい。
なんだかすごくほっとした。
中華は世界のどこで食べても望んでいる味が出てくるので安心する。
ご飯の炊き加減がとてもいい。ああこれが食べたかったんだと思った。

夕飯はフェリー乗り場すぐ隣のフレンチレストランに予約をしていたが、あまり食べたくない。
夕方さっきのチャイニーズレストランに行き、何時までやっているか聞いた。
日曜日は9時、普段は10時までやっているという。
安心して、「また後で来る」と言い、予約していたフレンチレストランにキャンセルに行った。
海岸沿いの公園で夕日を堪能し再度チャイニーズレストランに夕飯の買出しに行った。
今度はフライドライスとフライドヌードルを頼んだ。
実は温面が食べたかったが持って帰る容器がないので諦めた。
これも抜群に美味しかった。値段の割に量が多い。もっと早く食べに行けばよかったとすこし残念に思った。

南十字星を見たかったが、わからなかった。
到着した日は星がいっぱい見えたが、その後は雲が多くよく見えなかった。
なんだか寝るのがもったいなかったが、12時ごろ眠った。

9日目(10/9)
今日はとても天気がよい。なんだか悔しいがとても気持ちよく晴れていて嬉しい。
朝食を取り、部屋に戻り最後の荷物を詰め込んだ。
SPTのタカノさんから電話があり8時半頃フェリー乗り場に迎えにきますとのこと。
フロントからもチェックアウトの確認の電話。
スーツケースは重いので部屋の前におき、ポーターを頼んだ。
チェックアウトを済ませ、フェリー乗り場へ向かう。
ポーターが荷物を運びながら歌をうたっている。
「これからどこに行くんだ」と聞かれたので「日本の家に帰るんだ」と答えた。
「バヌアツはどうだった」と聞かれ「最高!I Love Vanuatu!」と答えたら笑っていた。

車で空港へ向かう。ああ、本当に帰るんだなと思うが実感が湧かない。
まだいつまでもここにいたい気持ちでいっぱいだ。

チェックインを済ませ出国審査の入り口でタカノさんと別れる。
彼は今度フィジーに駐在するという。
フィジーも行ってみたい国のひとつなので、次はフィジーで会いましょうと握手をして別れた。

バツーが残っていたので何かお土産を買おうと思ったが、良くあるチョコレートなどはここには無い。
マグネットとブックマークを買う。

飛行機は一路ニューカレドニアへ。
空港にはたくさんの人がいた。
ちょうどJTBのツアーバスが着いたばかりのようで、日本人がたくさんいる。
チェックインをしたら、今日はいっぱいで並んだ席は取れないと言われた。
確かに待合室はいっぱいだ。バヌアツへ向かった時とは全然違う。
搭乗案内が始まり、整理の為9〜20番まで先に案内された。
私達は16番と18番だったので先に乗り込んだ。
かなりブルーな気分で飛行機に乗り込んだが、乗務員に席を聞かれ離れ離れの席なんだと伝えたら、どうにかなるか出来る限り対応しますと、日本語と英語交じりで対応してくれ嬉しかった。
早速私達の間の席の女性と入れ替わってくれるよう頼んでくれ、前後の席になることができた。
これでいいなと思っていたら、旦那の席の隣に若い男性が一人で座った。
旦那が身振りで「一人?」「席替わってほしい」と伝えたところ快く替わってくれた。
なんと窓側の席(といっても窓は無い)は誰も来なく、贅沢にも3人がけの席を2人で座ることになった。
なんだか申し訳ないが、感謝をしてそのまま日本へ向かった。

帰りの機内食は行きほどは美味しく感じなかった。
バヌアツで美味しいものを食べ過ぎたせいか。

離陸は30分ほど遅れたが、ほぼ定刻に成田に着いた。
荷物を取り、家に帰った。

疲れていたので近所のファミレスで食事をし、シャワーを浴びて早めに寝た。
帰ってきたのがあまり嬉しくない。
またすぐにバヌアツに飛んでいきたいと思う。

本当に楽しかった。
帰ってきてちょっと太ったことに気がついた。
旅行前、胃の調子が悪く食事の量が減っていたのが、この旅ですっかり元に戻ったせいだ。
まあいいや、楽しかったんだから。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでも興味が湧いたら、なんでも聞いてください。


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