2003.03.01-04
旅立ち編


 

 

 

前途多難」を体感した旅
羽田のトラブルを忘れるような出来事が次々と


3月1日 午前8時に空港に着いたら なんだか人が多い
係りの人が叫んでいるのを聞いてみると
管制塔のトラブルにより
全ての搭乗手続きを中止しているという
仕方ないので食事をし カウンター近くでぶらぶらしていた
内心は「フェリーに間に合うのか」とハラハラしている
10時半頃に 9時半までに離陸予定だった飛行機の搭乗手続きを開始するとの案内
わらわらと人が集まってきて カウンター前は大混雑

それでも 羽田を3時間遅れで離陸した飛行機は 途中結構揺れながら
那覇空港に着陸 時刻は午後2時10分
早く おろして〜

荷物を取りに 人込みをかき分けながら進む
幸いにも荷物はすぐに出てきた
夫が荷物を抱え タクシー乗り場まで走る 泊港までタクシーで20分
時刻は午後2時30分をまわっている
運転手さんに「3時の高速船に乗りたい!」と告げると
今日は風が強いけど高速船出るの?」と聞かれた
まさか高速船が出ないなんて考えてもいなかったので しばし絶句する
なんとか港に10分前に到着
急いでキップ売り場に行くと 高速船は出航の案内がありホッとする
「あ〜もう大丈夫」と思い チケットを買い乗り場へ向かう
チケットを受け取る時に「乗り場まで歩いて5分程かかるから急いで」と係りの人が言った

これを甘くみたのが行けなかったのでしょうか
外に出ると小雨が
荷物を抱え走って行くと 雨はどんどん強くなる

どんどん どんどん強くなり 大粒の雨が前から降ってくる
もう前は見えないし フェリーは何隻も泊まっていて
どれが「クイーン座間味」かわからない
本当に船に乗れるのか?」 と不安になる

もらった案内図も雨でぐちゃぐちゃになっている
なんとか広げて場所を確認し 船に到着した時はずぶぬれ
本当に横殴りの雨だったので 夫が背中に背負っていたリュックはほとんどぬれていない
PCやデジカメが入っていたので 一安心
海も荒れていて 船は飛ぶように(いえ飛んでいました)進んで行く
乗り物酔いを経験したのは 何年振りだろう
阿嘉島に着いた時は いったい今日は何だったんだ と力が抜けた
たまたま一緒に高速船に乗っていたシードルンの砂川さんが
「今日は良く高速船がでたな」と一言 欠航になってもおかしくなかったと

無事に阿嘉島に着いた私達は 結局ラッキーだったんだと 全ての災難を消化した

 


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