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モルディブ共和国 1998.11.28-12.5

写真はこちらです

宿泊先 クルンバ・ヴィレッジ Kurumba Village

航空会社 エアランカ航空

11/28 UL455 13:20 - 20:25 Colombo UL103 21:10 - 21:35 Male
12/ 4 UL104 20:00 - 22:25 Colombo UL454 23:50 - #11:50 Narita

1日目
定刻通り成田を出発。機内上映は「ドクター・ドリトル」途中で寝 ちゃった。機内は空席が170席と空いていた。エアランカ航空は あまり良い評判を聞かなかっただけに心配していたが、機内食も美 味しく、サービスも適当で良かった。

9時間後、コロンボに到着。成田を出て約12時間後にモルディブ に到着。日本との時差は4時間。(コロンボは3時間)外に出ると むっとする暑さ。早速Tシャツになる。現地係員に案内され、ドー ニと言う舟でリゾートへ向かう。今回の宿泊地は「クルンバ ビレッ ジ」。モルディブに最初に出来たリゾート。ドーニには、私たち二 人だけ。先頭に連れていかれた。風がとっても気持ち良い。星もた くさん見える。なんと、早朝にはイルカも来るって!これは毎朝早 起きだ!

空港から約15分でホテルに到着。ウェルカムドリンクを飲みなが らチェックインをする。
もう今夜は疲れたのでシャワーを浴びてすぐ寝てしまった。

2日目
7時に起きて、支度をして朝食を食べに行く。
宿泊者は毎日決まったテーブルで食事を取ることになっている。 テーブルには部屋番号が置かれ、キープされる。朝はビュッフェ。 うん、なかなか美味しい。
部屋に帰り着替えてビーチに向かう。めちゃくちゃ天気が良くって、 海はとても綺麗だ。持っていった水中メガネなどを着けて潜るとも うあっちこっちに魚がいる。珊瑚の周りには色とりどりの魚がたく さんいる。「くまのみ」とか、あと名前はわからないけど、熱帯魚 がいっぱいいる。ひゃ〜驚いた。まさかこんなにいるなんて。もう 思わず「うわぁー、すごーい!」と叫んでしまう。持ってきた水中 カメラで撮影したけど、シャッターが固くて、どうもうまく撮れて ない気がする。海水が濃いのか、沈みたくても体が勝手に浮いてし まう。もう、だらーんと力を抜いて、ぷかぷか浮いていた。なんて 気持ちがいいんだろう。

このホテルは、ブーゲンビリア等いろいろな花が咲き乱れ、とって も綺麗です。建物は少し古いけど、清潔で真水のシャワーもたっぷ り出ます。ただひとつ、蚊が多い。足だけでも10数カ所刺された。 でも、二人いたのに刺されたのは私だけ。どういうこと?ここの蚊 の特徴は、刺された後はかゆいけど、すぐかゆみが治まる。後は残 るけど。なので、見た目はひどいが本人は、大して気にならない。 あ、朱倫は、コロンボで刺されてたね?

3日目
今日は早起きして、桟橋でイルカを待っていた。日ノ出は、6時前。 だんだんと空が明るくなってくる。こんなに早起きしたのは久しぶ り。なんだかとっても気持ちがいい。だが残念なことに今日はイル カはやってこなかった。しかし、桟橋の近くにはたくさんの魚がき ていた。朝は魚がたくさんいるよ、と昨日聞いていたが、それは想 像以上だった。

朝食後、シュノーケリングツアーに行く。なんと、途中遥か彼方で はあるが、イルカを発見。おお、やっぱりいるんだ。これで早起き にも力が入る。

ボートで20分ぐらいの「Kuda Bandos」という島へ行った。1周歩 いて、5分くらいの小さな島だ。この島はホテルのビーチよりも、 数倍綺麗だった。魚もたくさんいる。砂浜もふかふかで気持ちがいい。

最初は体験ダイビングの予定だったが、日本人のインストラクター が居ないことなどで、今回は諦めました。

午後は部屋に帰ってお昼ね。夕飯はビュッフェだった。目玉はマグ ロのお刺身。とっても美味しい。

4日目
今日も早起きして桟橋に向かう。あぁ今日もだめかなぁとあきらめ かけていたら、朱倫が、「あっ、あれ!」と指を刺す。おお!あれ は、紛れも無くイルカだ!やったー、とうとう来たぞ!かなり遠い がしっかり見た。ぜいたくを言えばもうちょっと近くにきて欲しかっ た。

朝食後、またビーチへ。なんだか異様な魚が1匹いる。かなりグロ テスク。隣にいた人がパンを上げると、「ちゅばっ」っと牙をむき 出して、食べる。そのしぐさがとってもおかしい。一体こいつ何者 だ?しばらくすると、チェコからきたマダムが、声をかけてきて、 「彼はチャーリーよ」と教えてくれる。マダムのお気に入りらしい。 あの「ちゅばっ」が相当気に入ってるようだ。

午後は「マーレ観光」の予定だったが、体調が優れず、キャンセル した。

5日目
今日は午前中「マーレ観光」9時半に桟橋から舟でマーレに向かっ た。マーレでは旅行会社のガイド(モルディブ人)が案内してくれ た。一番古いモスクと警察署は写真撮影が禁止されていた。「フラ イデーモスク」は内部の写真撮影は禁止だが、見学することができ た。お昼の拝礼には、3000人ほど集まるという。市場で、マン ゴーを買った。ホテルに帰って冷やして食べたが、今まで食べたこ とないほど、甘くて美味しかった。ただ繊維が多くて、後の歯の掃 除がたいへんだった。マーレはとても小さい町だが、人口の密集率 は世界有数だそうだ。しかし危険な感じはなかった。穏やかで優し い印象の人達だった。

6日目
今日のお昼はインドレストランにした。よくわからずに、ライスと カレーが一皿にもられてある、という物を頼んだ。既にカレーとラ イスがぐちゃぐちゃに混ざっている。見た目はいまいちだが、とっ ても美味しかった。

今回中華、BBQ、インドのレストランを利用したが、どこも美味 しかった。ただメインレストランの食事は基本的にお肉だった。前 もって行っておけばお魚やパスタに変えてくれる。が、量は半端じゃ ない。この私でも食べきるのは難しかった。

お昼前から雨が降りだした。夜はかなり降っていた。明日は晴れる だろうか?

7日目
いよいよ最終日。朝からとても天気が良い。悔いのないように思いっ 切りビーチで遊んだ。最後のせいか、今日は一番天気が良いのでは ないかと思えた。お昼を食べ、部屋に戻り荷物の整理を始める。名 残惜しく、カメラを手に外へ出る。強烈な日ざしに少しくらくらす るが、いつまでもこの景色を見ていたいと思った。チャックアウト の時間になった。フロントで鍵を帰す。ドーニの先頭に座る。風が 気持ち良い。

空港に着くころ、遠くで雷が光った。

空港で時間をつぶしていると、「ザーーー」とものすごい音がする。 どうやら豪雨のようだ。そのせいか、飛行機の出発が1時間遅れた。 コロンボでは乗り継ぎが30分しかない。まあ、大丈夫だろう。

なんとかコロンボに到着。が、飛行機は1時間の遅れと出ている。 もしかして、マーレ出発が遅れたからか?と軽く考えていた。ゆっ くりお土産を買い、待合室でのんびりしていた。そろそろ時間なの に、アナウンスが無い。なんだろう?と思っていると、「出発は午 前4時頃になります」とのこと。おいおい、どういうこと?まあ、 しょうがないと思ってみんなベンチで寝始めた。とくに文句を言う 人はいなかった。が、しばらくして、どうやらもっと遅くなりそう だという話が伝わってきた。トイレに行こうとしたら、航空会社の ひとが赤い券をくれ「これで飲み物がもらえます」という。朱倫に もっと遅れそうだ、というと日本に電話したいというので、電話を 探しに行く。ジャパンダイレクトの電話機を見つけたが、壊れてい てつながらない。航空会社の人が寄ってきて「食事はしたか?」と 聞くので、「おなかは空いてない、電話をかけたい」と言うと、別 の場所を教えてくれた。ついでに「一体何があった?」と聞いたら、 「ケータリング会社のトラブルで機内食が積めず、出発できない」 とのこと。同じ頃に出発の予定だったロンドン便も遅れている。こ ちらは乗客がカウンターに詰め寄り、すごい事になっている。係り の人は「とにかく6時には出発する予定だ。なんとかする」と言っ ている。こっちは、食事はいらないからとにかく早く出発して欲し いと思った。結局7時間遅れで出発した。機内食もちゃんと出た。 しかし寒い待合室で7時間待たされ、正式な説明も無いままだった。 食事の券もアナウンスが有ったわけではなく事情を聞きに行った人 にだけ渡された物だった。半数以上の人は静かに待っていた。飛行 機がこんなに遅れたのは初めての経験だった。めちゃくちゃ心細かっ た。成田に着いた時は、涙が出るほど嬉しかった。

何だか最後のトラブルで、楽しかった思い出も半減しそうだったが、 モルディブでの7日間は最高でした。
毎日、午前はビーチ、午後は部屋やテラスでのんびりと、とてもの んびり過ごせました。
今度は南マーレのリゾートに行ってみたいと思う。

最後に、今回旅行に誘ってくれた朱倫に。
楽しい旅行をありがとう。
いろいろ迷惑かけたけど、良い思い出が出来ました。感謝しています。




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